グッドRXが大幅安 アナリストが目標株価を4.50ドルに引き下げ 業界の競争上の脅威指摘=米国株個別
(NY時間15:04)(日本時間05:04)
グッドRX<GDRX> 5.65(-1.06 -15.75%)
デジタル医療プラットフォームのグッドRX<GDRX>が大幅安。アナリストが業界における競争上の脅威が2025年に訪れる可能性のある下方修正リスクを生み出すと指摘。目標株価を従来の8ドルから4.50ドルに引き下げた。
同社の見通しは上場して間もないどの時よりも不透明で、バリュエーションに対する短期的なリスクと、利益プロファイルに対する中期的なリスクがあると見ていると述べている。
CVSヘルス<CVS>による最近の発表を含め、昨年来の競争環境の変化により、薬剤給付管理者の償還率の変動が減少する可能性があるとも指摘。現在のモデルでは、診療報酬が標準化されていないため、個々の医薬品の価格が処方箋ごとに数十ドル以上異なることがあるが、CVSヘルスのモデルでは標準化され、ばらつきがなくなる可能性があるという。今後、CVSヘルスのモデルが広く採用された場合、同社の利益は2025年から下振れするリスクがあると見ているとしている。
【企業概要】
医療の手頃な価格・アクセス・利便性を提供するデジタル医療プラットフォームを運営する。ジェネリック医薬品とブランド医薬品の価格の透明性の開示や、遠隔医療を介した手頃な価格での便利な医療相談などのサービスと情報を提供する他、より優れた服薬法・より速い治療・より良い患者の転帰を目指す。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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