カナダのペンビナが軟調 エンブリッジ保有の権益を31億カナダドルで購入=米国株個別
(NY時間09:53)(日本時間23:53)
ペンビナ<PBA> 33.12(-0.58 -1.72%)
エンブリッジ<ENB> 35.64(+0.16 +0.45%)
石油パイプラインを手掛けるカナダのペンビナ・パイプライン<PBA>が下落。同業のエンブリッジ<ENB>が保有する、アライアンス・パイプラインの50%、オー・セーブルの42.7%、そして、NGグリーンの権益を31億カナダドルで購入すると発表した。アライアンスはカナダのブリティッシュコロンビア州北東部、アルバータ州北西部、バッケン地域で調達した液化天然ガスをシカゴに供給。オー・セーブルは、カナダと米国でNGL(天然ガス液)の抽出・分留施設を運営し、アライアンス社の抽出権により、米国の主要なNGLハブへの接続を提供している。
アライアンスは2024年の予想EBITDAの約11倍、オー・セーブルの約7倍で評価した。
【企業概要】
主にカナダ西部において、北米のエネルギー産業向けに、炭化水素製品および天然ガス製品の収集・処理および輸送サービスを提供する。またマーケテイングサービスを提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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