香港証券取引所 来年7月から台風など悪天候でも休場せず
香港証券取引所 来年7月から台風など悪天候でも休場せず
香港証券取引所は来年7月から台風など悪天候に関係なく通常通り取引を継続できるようにすると発表した。
取引所は、悪天候により取引を停止すれば香港市場だけでなく中国本土や海外投資家も市場へのアクセスが制限される。強風から大雨に至るまで警報の程度に応じて取引を停止するという複雑な取り決めに終止符を打つと述べた。ただ、労働組合は猛反発している。
香港では毎年平均6個の台風が発生する。台風を含む悪天候で取引所の閉鎖を余儀なくされたのは2018年以降、合計11回だった。
香港の台風警報はシグナル1.3.8.9.10の5段階あり、シグナル8以上が発令されると香港証券取引所はすべての取引を停止する。

執筆者 : MINKABU PRESS
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