ペイパルが決算時間外で小幅高 通期の1株利益を予想以上に上方修正 ミラー氏を新CFOに指名=米国株個別
(NY時間17:12)時間外
ペイパル<PYPL> 52.12(+0.46 +0.89%)
決済サービスのペイパル<PYPL>が引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、経常収益とも予想を上回った。取引件数、総取扱高も予想を上回っている。ガイダンスも公表しており、第4四半期の1株利益は予想を下回る見通しを示したものの、通期の1株利益は予想以上に上方修正した。
同社はまた、11月6日付でミラー氏を新CFOに指名した。同社は米消費者の継続的な力強さと、パンデミックの余波を受けた旅行や体験への消費意欲の高まりから利益を得ている。同社は8月もシュルマン前CEOの後任としてクリス氏を新CEOに指名していた。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):1.30ドル(予想:1.23ドル)
・経常収益:74.2億ドル(予想:73.9億ドル)
決済:66.5億ドル(予想:67.1億ドル)
その他の付加価値サービス:7.64億ドル(予想:7.40億ドル)
米国:42.6億ドル(予想:43.5億ドル)
海外:31.6億ドル(予想:30.8億ドル)
・営業利益率(調整後):22.0%(予想:21.7%)
・アクティブ顧客アカウント数:4.28億件(予想:4.30億件)
・取引件数:62.8億件(予想:61.7億件)
・総取扱高:3877億ドル(予想:3842億ドル)
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):約1.36ドル(予想:1.40ドル)
・経常収益:6~7%(予想:8%)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):約4.98ドル(従来:約4.95ドル)(予想:4.95ドル)
・経常収益:7.5%(予想:7.9%)
・FCF:46億ドル以上(従来:約50億ドル)(予想:47.9億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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