ダウ平均は反発も上値重い 決算はいまのところ良好=米国株前半
NY株式24日(NY時間13:33)
ダウ平均 33077.60(+141.19 +0.43%)
ナスダック 13079.15(+60.82 +0.47%)
CME日経平均先物 31140(大証終比:-10 -0.03%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は5日ぶりに反発。警戒感が示されている米国債利回りは本日も上昇を一服させている中で、市場は決算に注目を集めている。本日は引け後にマイクロソフト<MSFT>、アルファベット<GOOG>といった大手ITの決算が始まるほか、取引開始前にGE<GE>や3M<MMM>、ベライゾン<VZ>などが決算を発表。いずれもポジティブな反応を示している。
GEは予想を上回る決算のほか、来年第2四半期の事業分割の詳細も公表。また、ベライゾンはフリーキャッシュフロー(FCF)の見通し上方修正し、携帯電話の加入者数も予想以上に増加していた。
S&P500企業の約30%が今週決算を発表する予定だが、これまでのところは好調な推移を見せている。S&P500企業の約19%がすでに決算を発表し、その4分の3が予想を上回る決算を発表している。7-9月期の米経済は力強いとの観測を正当化する内容。
しかし、米株式市場は上値が重い。ダウ平均は335ドル高まで上昇していたものの、前日付近まで一時伸び悩む場面も見られた。市場の米株式市場に対する見方は慎重で「インフレの持続と長期金利上昇を考えると、株式は横ばいから後退の傾向にある」との見方も出ている状況ではある。
GE<GE> 113.37(+6.68 +6.26%)
3M<MMM> 89.73(+4.13 +4.82%)
ベライゾン<VZ> 34.18(+2.79 +8.89%)
アップル<AAPL> 172.15(-0.85 -0.49%)
マイクロソフト<MSFT> 329.15(-0.17 -0.05%)
アマゾン<AMZN> 127.35(+0.79 +0.62%)
アルファベットC<GOOG> 139.45(+1.55 +1.12%)
テスラ<TSLA> 217.75(+5.67 +2.67%)
メタ・プラットフォームズ<META> 312.72(-1.30 -0.41%)
AMD<AMD> 100.14(+0.13 +0.13%)
エヌビディア<NVDA> 430.92(+1.17 +0.27%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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