続落、前日に急落した流れを引き継ぐ=NY原油概況
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=82.31(-1.91 -2.27%)
ニューヨーク原油は続落。前日に急落した流れを引き継いで一段安となった。今週の石油輸出国機構(OPEC)プラスの共同閣僚監視委員会(JMMC)で全体的な生産目標や各国の自主減産の規模は据え置かれたが、需要下振れ懸念が強まっていることが調整安を促した。主要国の国債利回りが上昇していることによる景気悪化が警戒されている。
時間外取引で11月限は小高く推移した後に下落。通常取引序盤にかけて買い戻しが優勢となり、一時プラス転換する場面はあったが、戻り待ちの売りが上値を抑えた。引けにかけて再び売りが強まると、82.15ドルまで下げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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