ダウ先物は軟調 原油高やタカ派なFOMCへの警戒感も指摘される=米国株
米株価指数先物(12月限)(NY時間08:53)
ダウ先物 34907(-28.00 -0.08%)
S&P500 4498.50(-3.00 -0.07%)
ナスダック100先物 15395.25(-19.25 -0.13%)
米株価指数先物市場でダウ先物、ナスダック100とも軟調な値動きが見られている。明日のFOMCを前に市場は原油高が金融政策の見通しに与える影響を見極めようとしている。本日のWTIは93ドル台まで上昇しており、インフレや米個人消費への影響が不安視されている。
原油高騰とFRBのタカ派姿勢継続の強調により、米経済がソフトランディングを達成できるという楽観的な見方が抑制されるのではとの警戒感で、株式市場は方向感に苦しんでいるようだ。政府機関閉鎖や全米自動車労組(UAW)のストライキといったリスクも目前にあり、状況はさらに混迷を深めている。
市場からは「今週、FOMC委員らは金利は据え置くもののタカ派的な姿勢を選択することは間違いない」といった声や、「先週のフローは投資家がIT・ハイテク株のさらなる下落予想を示唆している」といった見方も出ている。
株式市場は景気循環の鈍化という現実から切り離されており、実質金利と資本コストはより制限的な領域に入っているという。
(NY時間09:03) 時間外
アップル<AAPL> 177.92(-0.05 -0.03%)
マイクロソフト<MSFT> 328.16(-0.90 -0.27%)
アマゾン<AMZN> 139.70(-0.28 -0.20%)
アルファベット<GOOG> 138.41(-0.55 -0.40%)
テスラ<TSLA> 265.35(+0.07 +0.03%)
メタ・プラットフォームズ<META> 301.50(-1.05 -0.35%)
AMD<AMD> 102.24(-0.13 -0.13%)
エヌビディア<NVDA> 439.15(-0.51 -0.12%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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