レスメドが下落 アナリストが減量薬による逆風に直面と指摘=米国株個別
睡眠呼吸障害の治療に使用する医療機器を開発するレスメド<RMD>が下落。アナリストが同社の睡眠事業が、製薬各社が開発に凌ぎを削っている減量薬による逆風に直面していると指摘。投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価も従来の265ドルから170ドルに引き下げた
イーライリリー<LLY>の閉塞性睡眠時無呼吸症候群と肥満症患者を対象としたSURMOUNT-OSA試験が来年上半期に成功する可能性が高く、2030年代までに同社の睡眠事業にとって約14%の数量的逆風になる可能性があると指摘している。
ただ、同社のCPAPマシンは即時緩和のために使用されることから、影響が出るのは患者が新しいデバイスを必要としなくなった後であると考えているとも付け加えた。
【企業概要】
睡眠呼吸障害、慢性閉塞性肺疾患、神経筋疾患および呼吸器疾患等の病気を診断、治療および管理する医療機器およびクラウドベースのソフトウェアアプリケーションの開発、製造および販売を手掛ける持株会社。
(NY時間09:33)
レスメド<RMD> 155.15(-4.04 -2.54%)
イーライリリー<LLY> 559.78(+2.67 +0.48%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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