東京株式（前引け）＝２８円安、一時３万２０００円割れに下落

　４日前引けの日経平均株価は前日比２８円３４銭安の３万２１３０円９４銭。前場のプライム市場の売買高概算は８億１６１０万株、売買代金は１兆９４９３億円。値上がり銘柄数は８４１、値下がり銘柄数は９０５、変わらずは８７銘柄だった。

　日経平均株価は３日続落。米長期金利が上昇しハイテク株などが下落するなか前日のＮＹダウは６６ドル安と続落した。これを受けた、東京市場も売りが先行する展開となった。日経平均株価の下落幅は一時２００円を超え、３万２０００円台を割り込む場面があった。ただ、下値には買いが入り売り一巡後は下げ幅を縮小した。

　個別銘柄では、レーザーテック＜6920＞やソシオネクスト＜6526＞が安く、ファーストリテイリング＜9983＞やキーエンス＜6861＞が値を下げた。任天堂＜7974＞やソニーグループ＜6758＞も安い。半面、日本郵船＜9101＞や川崎汽船＜9107＞といった海運株が高く、三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ＜8306＞や三井住友フィナンシャルグループ＜8316＞など銀行株も堅調。花王＜4452＞やＺホールディングス＜4689＞が買われた。

出所：ＭＩＮＫＡＢＵ　ＰＲＥＳＳ