ドル円堅調、来週の日銀金融政策決定会合を見据えて=東京為替前場概況
東京午前のドル円は140.31円付近まで上昇。円売りがドル円を押し上げている。6月の日本の消費者物価指数(CPI)は目標水準を大きく上回って高止まりしているが、来週の日銀金融政策決定会合で超緩和的な金融政策の修正が見送られるとの思惑が円売りを誘っているようだ。実質賃金は低迷し、景気が冴えないなかでも国民負担率が拡大を続けるなかで、企業や家計は金利負担の拡大に耐えられないとみられている。
ユーロ円は156.27円付近、ポンド円は180.70円付近、豪ドル円は95.06円付近まで円安推移。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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