モービルアイが下落 親会社のインテルが保有株の一部を売却=米国株個別
自動運転開発を手掛けるイスラエルのモービルアイ<MBLY>が下落。親会社のインテル<INTC>が保有する同社のB株の一部を売却し、約14.8億ドルを調達すると発表した。インテルは3500万株を売り出すほか、さらに525万株を売却するオプションもある。米証券取引委員会(SEC)への提出文書で明らかになった。
モービルアイの株価は、昨年10月のIPO以来、2倍以上に上昇。引き受け幹事はゴールドマンとモルガン・スタンレーが務める。
インテルのゲルシンガーCEOは、新工場建設と製造技術の急速な向上を通じ、半導体業界における同社のリードを取り戻す野心的な計画を打ち出している。同社は今回の株式売却後、モービルアイのA株も含めた全株式の約88%を保持することになる。
【企業概要】
自動車の先進運転支援システムおよび自動運転技術の開発を手掛ける。目的に応じたソフトウェアとハードウェアに基づき構築された最先端の技術プラットフォームにより幅広いソリューションを提供し、道路利用者の安全性向上や運転体験の革新に貢献する。
(NY時間09:49)
モールアイ<MBLY> 41.41(-0.96 -2.27%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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