6月利上げを見送る可能性が再び急浮上 据え置きの確率が一気に70%まで高まる=米国株
NY株式31日(NY時間14:38)
ダウ平均 32925.50(-117.28 -0.35%)
ナスダック 12977.54(-39.89 -0.31%)
CME日経平均先物 30765(大証終比:-85 -0.28%)
午後になって米株式市場でダウ平均、ナスダックとも下げ渋る動きを見せている。午後になって伝わった2名のFOMC委員の発言で、FRBが6月利上げを見送る可能性が再び急浮上している。短期金融市場では据え置きの確率が一気に70%まで高まっている状況。
ジェファーゾンFRB理事とハーカー・フィラデルフィア連銀総裁の発言が伝わり、ともに6月利上げを見送るべきとの考えを示唆した。ただ、利上げサイクルの終了は意味しないとの考えも示している。来週からFOMCを前に委員は発言を控えるブラックアウト期間に入る。その直前での発言でもあり、市場も敏感に反応している面もありそうだ。
週末の米雇用統計の内容次第なのかもしれないが、予想を下回る内容であれば、6月13日の米消費者物価指数(CPI)の結果を待たずして、据え置きを決めるのかもしれない。
アップル<AAPL> 179.00(+1.70 +0.96%)
マイクロソフト<MSFT> 330.51(-0.70 -0.21%)
アマゾン<AMZN> 120.23(-1.43 -1.18%)
アルファベットC<GOOG> 123.97(-0.67 -0.54%)
テスラ<TSLA> 200.25(-0.91 -0.45%)
メタ・プラットフォームズ<META> 263.73(+1.21 +0.46%)
AMD<AMD> 120.37(-4.90 -3.91%)
エヌビディア<NVDA> 386.54(-14.57 -3.63%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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