キメリックスが続伸 アナリストが投資判断を「買い」でカバレッジ開始=米国株個別
抗ウィルス剤開発のキメリックス<CMRX>が前日の大幅高に続き、買いが優勢となっている。本日はアナリストが投資判断を「買い」でカバレッジを開始し、目標株価を7ドルに設定した。前日終値の5倍。
同社がH3K27M変異型の神経膠腫(悪性の脳腫瘍)の治療薬として、クラス初の可能性を秘めた治験薬を有していると指摘。同社が進行中のドーパミンD2受容体(DRD2)拮抗薬「ONC201」のピボタル試験は、第2フェーズのデータからすれば、成功の確率が比較的高いと見ているという。ピボタル試験には、第2フェーズで使用した用量の2倍の量を試験する第3群があり、さらなる好結果を示す可能性があると指摘している。
(NY時間10:39)
キメリックス<CMRX> 1.43(+0.03 +2.24%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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