【北欧通貨】ドル高クローナ安一服、10.50しっかり割り込むともう一段の調整も=スウェーデンクローナ
【北欧通貨】ドル高クローナ安一服、10.50しっかり割り込むともう一段の調整も=スウェーデンクローナ
今月8日の1ドル=10.15割れを底値にドル高クローナ安が進む展開が続いた。15日のスウェーデン消費者物価指数の弱い結果を受けた今後の引き締め姿勢後退期待もクローナ売りとなり、18日に10.60に迫る動きを見せた。週末にかけては調整の動きが広がっている。米債務上限問題を受けたドル売り、同問題にも絡んで後退している6月の米追加利上げ期待などがドル売りクローナ買いにつながり、10.50を割り込む場面が見られた。10.50をしっかり割り込んでくると、もう一段の調整が入りそうな局面となっている。上値が重くなっているだけに、ここからの動きが注目される。
対円では13.10前後での推移。ドル円の上昇もあり、一時13.18前後を付ける場面が見られたが、上値トライは続かず。
USDSEK 10.504 SEKJPY 13.098

執筆者 : MINKABU PRESS
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