【本日の見通し】ドル円は上方向の意識継続
【本日の見通し】ドル円は上方向の意識継続
ゴールデンウィーク中のドル円は米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ打ち止めが示唆されたことで一時133円台を付けた。米中堅銀行複数行の経営への警戒感もドル安に寄与する展開となった。もっとも、先週末の米雇用統計は予想を超える雇用の強さを見せたことで、一転して135円台を回復。少し調整が入ったが134円台後半で週の取引を終え、週明けも同水準でスタートとドル高基調が継続している、
追加利上げ期待が後退する中でのドル高円安基調ということで底堅さがかなり意識されており、今週この後も上方向を意識する展開か。懸念されていたGAFA関連の決算も、先週末のアップルが比較的しっかり差を見せたように、総じて悪くないものが多く、リスク選好が強まりやすい地合い。
ただ、米中堅銀行への懸念に関しては依然厳しい見方も。先週末は懸念されていた各行の株価回復が見られたこともあり、このまま落ち着いてくれればもう一段のドル高がありそうだが、状況はまだ流動的。
今週は米消費者物価指数の発表が予定されており、こちらも注目。前回は総合が物価の伸び鈍化も、コアが伸びていた。今回は逆にコアの伸び鈍化が期待されている。予想通り伸びが鈍化すると追加利上げ期待後退に寄与するが、ある程度のブレがある指標だけに要注意。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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