ファースト・ソーラーが決算受け大幅安 1株利益、売上高とも予想を大きく下回る=米国株個別
太陽光発電のファースト・ソーラー<FSLR>が大幅安。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を大きく下回ったことが嫌気されている。ただ、ガイダンスでは通期の見通しを据え置いた。
アナリストからは、「第1四半期に入って低迷してはいるものの、見通しは安定しているようだ。第1四半期の弱さはモジュールの出荷や販売のタイミングが重なったことが要因」との指摘が出ている。一方、受注のモメンタムが弱くなっている点に言及したアナリストもいる。ただ、平均販売価格は力強いとも指摘している。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.40ドル(予想:1.05ドル)
・売上高:5.48億ドル(予想:7.01億ドル)
・営業利益:1800万ドル(予想:8790万ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):7.00~8.00ドル(予想:6.95ドル)
・売上高:34~36億ドル(予想:34.1億ドル)
・営業利益:7.45~8.70億ドル(予想:7.33億ドル)
・太陽光モジュール出荷量:12Gw
(NY時間10:42)
ファースト・ソーラー<FSLR> 173.15(-27.68 -13.78%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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