ウォルグリーンが決算受け上昇 ヘルスケア分野も堅調に推移=米国株個別
ドラッグストアとヘルスケアを手掛けるウォルグリーン・ブーツ・アライアンス<WBA>が上昇し、ダウ平均をサポート。取引開始前に12-2月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ワクチン接種及び検査の減少は逆風となったものの、コア事業が堅調な成長を見せた。また、通期の1株利益も予想を上回る見通しを示した。
同社は米店舗でのプライマリー・ケアセンター増設や医療保険会社との提携など、ヘルスケア分野に経営資源を傾けている。最近買収した専門・緊急ケアプロバイダーのサミット・ヘルスシティMDは米ヘルスケア部門の利益促進に貢献すると期待されている。同社が支配するヴィレッジMDが11月に89億ドル規模で買収した。
同社のブリューワーCEOは「今回の買収完了でわれわれはプライマリーケアにおける最大手の1つとなった」と述べている。
(12-2月・第2四半期)
・1株利益(調整後):1.16ドル(予想:1.10ドル)
・売上高:348.6億ドル(予想:335.7億ドル)
・粗利益率(調整後):20.5%(予想:21.6%)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):4.45~4.65ドル(予想:4.50ドル)
(NY時間09:33)
ウォルグリーン<WBA> 33.43(+0.49 +1.47%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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