東京株式(寄り付き)=続落、米銀破綻を受け下値模索
13日の東京株式市場は売り優勢に傾き、寄り付きの日経平均株価は前営業日比257円安の2万7886円と続落。
前週末の米国株市場では米金融機関SVB(シリコンバレーバンク)が経営破綻したことからリスク回避ムードが強まり、NYダウなど主要株価指数が揃って大幅安に売り込まれる展開となった。米株市場に先立って欧州株市場も全面安に売られており、東京市場もこの影響を大きく受ける格好となっている。SVBは総資産2000億ドル超でリーマン・ショック以来となる規模の金融機関の破綻となる。金融システムの連鎖的な不安にはつながらない見通しだが、投資家心理の冷え込みは避けられず、全体相場を押し下げる公算が大きい。外国為替市場で急速にドル安・円高が進んでいることも警戒される。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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