次期FRB副議長の人選、ホワイトハウスが有力候補を絞る
FRBのブレイナード前副議長の後任人選で、ホワイトハウスは候補を絞りつつある。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。ブレイナード氏は今週、国家経済委員会(NEC)の委員長に就任。
最有力候補として挙がっているのはハーバード大学教授のダイナン氏とノースウェスタン大学教授のエバリー氏。このほかシカゴ連銀のグールズビー総裁とサンフランシスコ連銀のデーリー総裁、モルガン・スタンレーのチーフ・グローバル・エコノミストのカーペンター氏も有力視されているという。
ホワイトハウスではFRBのクック理事やジェファーソン理事なども候補として浮上すると予想されるが、指名される可能性はより低いと見られている。
ホワイトハウスは次期副議長の人選プロセスを早期に完了させたいと考えており、数週間以内に発表の可能性もあるという。就任には、大統領による指名後に上院での承認が必要。

執筆者 : MINKABU PRESS
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