ページャー・デューティーが上昇 成長と収益性改善、魅力的なバリュエーションが指摘される=米国株個別
監視システムのページャー・デューティー<PD>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を従来の32ドルから36ドルに引き上げた。前日終値よりも36%高い水準。回復力のある成長と収益性の改善、魅力的なバリュエーションを理由に挙げている。
同社はより厳しい顧客のIT予算環境の中で、20%超の成長を維持するとしている。同社は、顧客企業の支出傾向がより持続的なアップマーケットへの移行を大幅に進めたことが功を奏すると指摘。
事業運営に大きな影響を与えるシステム障害への対応と解決において、同社のシステムは重要な役割を担っており、顧客のIT予算の削減から保護されるという。「同社には、ITオペレーションズ・マネジメント市場における継続的なシェア拡大に繋がる、より有利な競争環境がある」とも付け加えた。
サブスクリプションモデルによる安定した売り上げが同社の経営陣に、コスト構造改善のイニシアチブを実行する余地を与えているという。
(NY時間10:27)
ページャー・デューティー<PD> 27.73(+1.35 +5.12%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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