アジア株 上海株は下落も下値は限定的、景気回復期待の買い継続 モルスタは今年の中国成長率予想を上方修正
アジア株 上海株は下落も下値は限定的、景気回復期待の買い継続 モルスタは今年の中国成長率予想を上方修正
東京時間14:09現在
香港ハンセン指数 21298.12(-90.22 -0.42%)
中国上海総合指数 3170.41(-5.68 -0.18%)
台湾加権指数 14763.77(+11.56 +0.08%)
韓国総合株価指数 2348.61(-1.58 -0.07%)
豪ASX200指数 7126.00(-25.33 -0.35%)
インドSENSEX30種 60339.46(-407.85 -0.67%)
アジア株はまちまち。
上海株は7営業日ぶりに反落、利益確定の売りに押されている。ただ、中国景気回復期待が続いており下値は限定的。首都北京を中心に大都市でコロナ感染拡大がピークに達したとの見方から、マーケットは中国経済の最悪期は終わったと見ているもよう。
中国当局は厳しいコロナ規制撤廃とともに景気支援策を打ち出している。中国人民銀行の当局者は、中国経済の成長は「すぐに」軌道に戻るだろうと人民日報のインタビューで述べている。米モルガンスタンレーは、不動産支援策やハイテク規制緩和を受け、中国の今年の経済成長率予想を従来の5.4%から5.7%に引き上げた。
ただ、中国では21日から春節大型連休に21億人近くの人が移動するとされており、2月にかけ感染が再び拡大する恐れがあり警戒感は残っている。
香港株は0.42%安。ハイテクや不動産関連の一角が下落。一方、サンズチャイナやギャラクシーエンターテイメントなどカジノ関連は上昇している。
執筆者 : MINKABU PRESS
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