モンゴＤＢが決算受け大幅高 「アトラス」の需要回復が大きく寄与＝米国株個別

　開発者向けにデータベースプラットフォームを展開するモンゴＤＢ＜MDB＞が大幅高。前日引け後に８－１０月期決算（第３四半期）を発表し、１株利益が予想外の黒字だったほか、売上高も予想を上回った。ＥＢＩＴＤＡも予想外の黒字となっている。ガイダンスも公表し、第４四半期の１株利益の見通しは予想外の黒字を見込んだほか、売上高も予想を上回る見通しを示した。通期の売上高見通しも上方修正している。

　アナリストからは「クラウド・データベース『アトラス』の需要回復が大きく寄与した。第２四半期に予想を下回っていた分野でアトラスの需要が回復したことは大きい。見通しも予想よりも遥かに良かった」との評価も出ている。「同社株のプレミアム評価は、同社の強力なリーダーシップ、魅力的な市場機会、規模での目覚ましい成長によって正当化される」とも付け加えた。

（８－１０月・第３四半期）
・1株利益（調整後）：0.23ドル（予想：-0.17ドル）
・売上高：3.34億ドル（予想：3.03億ドル）
　　サブスク：3.21億ドル
・EBITDA（調整後）：2393万ドル（予想：-515万ドル）

（１１－１月・第４四半期見通し）
・1株利益（調整後）：0.06～0.08ドル（予想：-0.14ドル）
・売上高：3.34～3.37億ドル（予想：3.15億ドル）

（通期見通し）
・売上高：12.6億ドル（従来：12.0～12.1億ドル）（予想：12.1億ドル）

（NY時間09:43）
モンゴＤＢ＜MDB＞　182.86（+38.17　+26.38%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美