バンカメが下落 モイニハンCEOの発言に反応=米国株個別
バンカメ<BAC>が下落。モイニハンCEOが証券会社主催のコンファレンスに出席し、「消費が減速し始め、消費者の弱体化の兆しが出ている」と述べた。消費者は現在も多くのお金を使っているが、その伸びは鈍化しているという。
11月の消費支出は5%増で、以前と比べれば低率。消費者の預金残高も減少し始めているが、活動の鈍化にもかかわらず、借入と信用の質はまだ良い状態にあるとも述べた。消費者が雇用を維持する限り、余分な貯蓄を使い果たす割合は非常に小さいという。
同銀の他の事業では、投資銀行部門が案件の減速で打撃を受ける一方、トレーディング部門は今年も好調に推移するだろうと述べている。セールス&トレーディング収入は10-15%増加し、伝統的な投資銀行業務の手数料は50-60%減少すると見込んでおり、これは他行と同じだと語った。
(NY時間10:53)
バンカメ<BAC> 33.46(-1.01 -2.93%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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