続伸、中国のゼロコロナ政策の転換を期待=NY原油概況
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=78.20(+0.96 +1.24%)
ニューヨーク原油は続伸。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が0.95~0.96ドル高。その他の限月は0.08~1.01ドル高。
コロナ対策について会見を行った中国の国家衛生健康委員会と国家疾病予防管理局、疾病予防管理センターの代表者らが、「今後も過剰なコロナ規制を避ける必要がある」、「コロナを巡る国民の要望を迅速に解決する必要がある」との認識を示したことが相場を押し上げた。中国で新規のコロナ感染者数は高水準で推移しているものの、ゼロコロナ政策の転換期待が高まった。ただ、石油輸出国機構(OPEC)プラスが生産目標を据え置くとの観測が高まったことは上値を抑えた。
時間外取引で1月限は79.65ドルまで上昇した後は上げが一服。通常取引開始後はこの高値を上抜くことができずに押し戻されると、77.08ドルまで一時マイナス転換した。ただ、その後は売りが続かずプラス圏に切り返した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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