反落、ロシア産原油の価格上限計画についての報道が重し=NY原油概況
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=77.94(-3.01 -3.72%)
ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が3.01~2.66ドル安。その他の限月は2.36~0.14ドル安。
欧州当局者の話として、主要7カ国(G7)がロシア産原油の海上輸出の価格上限を65~70ドルのレンジで検討していると伝わったことが重しとなった。ロシアのウラル産原油はこの価格帯を下回る水準で取引されており、輸出価格の上限が設定されても供給が混乱しない可能性がある。
時間外取引で1月限は81.95ドルまで堅調に推移したが上値は重かった。売りが強まると通常取引序盤にかけては76.83ドルまで下げ幅を拡大。その後の戻りは限定的だった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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