ロス・ストアーズが決算受け大幅高 ここからは良くなる一方との指摘も＝米国株個別

　低価格アパレル販売のロス・ストアーズ＜ROST＞が大幅高。前日引け後に８－１０月期決算（第３四半期）を発表し、既存店売上高は減収だったものの予想ほどではなく、１株利益、売上高は予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の１株利益の見通しを上方修正している。

　アナリストからは「第３四半期の収益加速は通期見通しに説得力を与え、ここからは良くなる一方だ」との指摘が出ていた。第４四半期は人件費や海上輸送費などのコストが低下し、収益性も改善が見込まれるとの声も出ている。

（８－１０月・第３四半期）
・既存店売上高：-3％（予想：-8％）
・1株利益（調整後）：1.00ドル（予想：0.85ドル）
・売上高：45.6億ドル（予想：43.8億ドル）

（１１－１月・第４四半期見通し）
・既存店売上高：0～-2％
・1株利益（調整後）：1.13～1.26ドル（予想：1.16ドル）

（通期見通し）
・1株利益（調整後）：4.21～4.34ドル（従来：3.84～4.12ドル）

（NY時間10:14）
ロス・ストアーズ＜ROST＞　110.55（+12.62　+12.89%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美