サービスナウが決算受け大幅高 需要の強さを示す＝米国株個別

　ＩＴサービス管理プラットホームのサービスナウ＜NOW＞が取引開始前に７－９月期決算（第３四半期）を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、１株利益は予想を上回った。ガイダンスも公表しており、サブスクの売上高は予想を下回る見通しを示した。

　ただ、株価は大幅高。アナリストは「同社の業績はミドルオフィスとバックオフィスからの需要の強さを示した。投資家は第４四半期に向けて、より大きな自信を持つことができる」と述べた。

（７－９月・第３四半期）
・1株利益（調整後）：1.96ドル（予想：1.85ドル）
・売上高：18.3億ドル（予想：18.5億ドル）
　　サブスク：17.4億ドル（予想：17.5億ドル）
　　プロフェッショナル：0.89億ドル（予想：0.99億ドル）
・粗利益率（調整後）：82.0％（予想：82.2％）
・残存履行義務：114億ドル（予想：117.6億ドル）

（１０－１２月・第４四半期見通し）
・サブスク売上高：18.3～18.4億ドル（予想：19.3億ドル）

（通期見通し）
・サブスク売上高：68.65～68.70億ドル（予想：69.70億ドル）

（NY時間13:56）
サービスナウ＜NOW＞　413.95（+47.54　+12.97%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美