日銀後の大きな振幅を経て、ドル高円安優勢に=東京為替概況
日銀後の大きな振幅を経て、ドル高円安優勢に=東京為替概況
ドル円は昨日のFOMC後に大きく振幅。 FOMCでは大方の予想通り0.75%の利上げが決定。参加メンバーによる年末時点での政策金利見通しを示すドットプロットが大きく上方修正されたことで、144円70銭前後を付けた後、パウエル議長が今後の利上げ幅縮小に言及し143円台前半に値を落とすなどの荒っぽい動きを経て、144円台のせて東京朝に
東京市場では日銀金融政策会合を前にやや円売りが強まり、144円台半ば超え。日銀会合で従来の緩和策維持を示したことで、いったん円売りが入り、節目の145円を超え、145円37銭を付けた後、いったん143円50銭台まで急落する荒っぽい展開に。
レートチェックのうわさも流れたが、はっきりとしない中でじりじりとドル買いが入り、午後に入って145円台を回復する場面が見られた。
介入の実施に重要な役割を果たす神田財務官が13時半から介入し、いつでも実行できる旨を発言したが、相場への影響は限定的なものにとどまった。
FOMC後に0.98台前半まで値を落とし、0.99台を一時回復も、0,98台前半で東京市場を迎えたユーロドル。午前中のドル買い基調に0.9809まで。その後は日銀後のドル円の振幅もあった0.9830台を付けるなどの動きに。
朝方141円台半ば前後に下げた後、日銀後の振幅に142円60銭台を付けて、すぐに141円20銭前後に急落その後142円60銭前後に戻すなど、ユーロ円も不安定な動きに。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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