マイクロソフト、同社株のきれいな上昇時代が遠い記憶になるとの指摘も=米国株個別
マイクロソフト<MSFT>が反発しており、ダウ平均及びナスダックをサポート。来週の4-6月期決算(第4四半期)の発表を前にアナリストからは、同社株のきれいな上昇の時代はすぐに遠い記憶になる可能性があるとのコメントが聞かれた。ただ、投資判断は「買い」を維持している。
特にアジュールおよび商用クラウドとオフィス365の需要は堅調だが、大きなドル高圧力とPC需要の弱さが痛手になるかもしれないという。
堅調な業績を期待するものの、ドル高とPCの逆風、および海外での成長鈍化の可能性を反映し、2023年度の業績見通しを下方修正したとしている。ただ、年初からの株価下落による魅力的なバリュエーション、回復力のあるモデル、同業他社を凌ぐ収益率の伸びの組み合わせを考慮し、投資判断は引き続き「買い」を維持するとしている。
(NY時間10:28)
マイクロソフト<MSFT> 256.19(+1.94 +0.76%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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