ダウ平均は前日付近 米企業幹部の大半が景気後退を予想＝米国株

NY株式17日（NY時間11:46）
ダウ平均　　　29867.12（-59.95　-0.20%）
ナスダック　　　10752.90（+106.80　+1.00%）
CME日経平均先物　25995（大証終比：+215　+0.83%）

　きょうの米株式市場は方向感なく上下動しており、ダウ平均は前日付近で推移している。きょうは３連休を控えていることもあり、株式市場は前日の急落を一服させている。ただ、基本的なムードに変化はなく、市場はＦＲＢの積極利上げによるリセッション（景気後退）を警戒。市場では、年内の景気後退はないものの、来年にかなり危険度を高めているようだ。

　米企業幹部を対象とした最新の調査によると、景気後退入りが迫っている、もしくはすでに始まっているとの見方が回答全体の大半を占め、経営者の間で景気見通しが急速に悪化している様子が示された。全米産業審議会（コンファレンスボード）が本日発表した調査によると、ＣＥＯなどの企業幹部７５０人のうち、事業を行う地域（国外を含む）が１年～１年半以内に景気後退入りすると回答した割合は６０％を超え、すでに景気後退入りしたとの回答は１５％だった。調査は５月に実施。

アップル＜AAPL＞　131.76（+1.70　+1.31%）
マイクロソフト＜MSFT＞　247.22（+2.25　+0.92%）
アマゾン＜AMZN＞　105.03（+1.37　+1.32%）
アルファベットC＜GOOG＞　2140.21（+7.49　+0.35%）
テスラ＜TSLA＞　648.11（+8.81　+1.38%）
メタ・プラットフォームズ＜META＞　163.02（+2.15　+1.34%）
ＡＭＤ＜AMD＞　81.18（-0.87　-1.06%）
エヌビディア＜NVDA＞　156.38（+0.37　+0.24%）
ツイッター＜TWTR＞　37.38（+0.02　+0.05%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美