ワークデイが決算受け下落 受注残の伸びが予想下回る=米国株個別
クラウドによる経営管理アプリを手掛けるワークデイ<WDAY>が下落。前日引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を下回った。通期のサブスクリプションの売上高の見通しは予想範囲内となった。
市場は特に2年契約のサブスクリプション・サービスの受注残の伸びが20.9%で予想の22.7%を下回ったことを嫌気している模様。
今回の決算を受けてアナリストからの目標株価の引き下げも相次いでおり、「受注残の伸びが鈍化したことは、いくつかの大型案件が延期になったことによるもので、残念な決算だった」との指摘も出ていた。
(2-4月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.83ドル(予想:0.85ドル)
・売上高:14.3億ドル(予想:14.3億ドル)
サブスク:12.7億ドル(予想:12.6億ドル)
プロフェッショナル:1.63億ドル(予想:1.59億ドル)
・ビリング:11.3億ドル(予想:11.6億ドル)
・サブスク受注残高:20.9%増(予想:22.7%増)
(通期見通し)
・サブスク売上高:55.4~55.6億ドル(予想:55.5億ドル)
(NY時間10:56)
ワークデイ<WDAY> 151.12(-17.03 -10.13%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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