成長株は引き続き下押し圧力にさらされるとの見方も=米国株
NY株式12日(NY時間13:27)
ダウ平均 31512.57(-321.54 -1.01%)
ナスダック 11285.66(-78.58 -0.69%)
ナスダック100 11833.34 (-134.21 -1.12%)
CME日経平均先物 25770(大証終比:0 0.00%)
中央銀行が積極的利上げにシフトする中で、IT・ハイテク株などの成長株は引き続き下押し圧力にさらされるとの見方がストラテジストから出ている。中央銀行が緩和解除に動く中、成長株のバリュエーションはさらなる低下が予想され、特に米国の成長株に警戒感を示している。
ナスダック100指数は今年に入り27%下落しているが、成長株は将来の期待キャッシュフローに基づいて現在価値を評価されており、金利上昇による割引率の上昇で、現在価値が低下する。そのために、このところの成長株は売りの中心となっている。
一方、割安なバリュー株を選好すべきとも指摘しているほか、英国株と新興市場株を米国や欧州大陸諸国の株式よりも有望視しているとしている。
ストラテジストは、名目利回りが安定すれば最終的に実質利回りの安定につながり、株式のバリュエーションも安定するだろうと分析している。
アップル<AAPL> 141.68(-4.82 -3.29%)
マイクロソフト<MSFT> 252.88(-7.67 -2.94%)
アマゾン<AMZN> 2125.36(+17.92 +0.85%)
アルファベットC<GOOG> 2231.69(-47.53 -2.09%)
テスラ<TSLA> 726.63(-7.37 -1.00%)
メタ・プラットフォームズ<FB> 189.96(+1.22 +0.65%)
AMD<AMD> 85.98(-1.94 -2.20%)
エヌビディア<NVDA> 160.10(-6.20 -3.73%)
ツイッター<TWTR> 45.98(-0.12 -0.25%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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