ダウ平均が前日付近まで下げ渋る 悪材料出尽くし感も=米国株
NY株式7日(NY時間13:31)
ダウ平均 34473.70(-22.81 -0.07%)
ナスダック 13830.11(-58.71 -0.42%)
CME日経平均先物 27055(大証終比:+155 +0.57%)
NY時間の午後に入って、米株式市場は買い戻しが入っており、ダウ平均は前日付近まで下げ渋っている。市場が、FRBの積極的引き締め姿勢を消化しようとする中で、株式市場はきょうも売りが先行し、ダウ平均は一時300ドル超下落した。米国債利回りも上昇が続いており、金利先高観を嫌気して、IT・ハイテクなど成長株が下げを先導している。
前日のFOMC議事録は市場の予想以上にFRBが引き締めに積極的であることが示唆されている。その一方で市場からは、利上げとバランスシート縮小の具体案が明確に示されたことで、FRBからのタカ派的なコメントに対する市場の反応は、以前よりも遥かに小さくなるはずだとの見方も出ている。午後になって、ある種の悪材料出尽くし感が出ているのかもしれない。
ナスダックも下げ渋る動きを見せているものの、なおマイナス圏での推移が続いている。
アップル<AAPL> 171.29(-0.54 -0.31%)
マイクロソフト<MSFT> 300.54(+1.04 +0.35%)
アマゾン<AMZN> 3128.53(-46.59 -1.47%)
アルファベットC<GOOG> 2727.33(-16.19 -0.59%)
テスラ<TSLA> 1045.40(-0.36 -0.03%)
メタ・プラットフォームズ<FB> 221.87(-1.43 -0.64%)
AMD<AMD> 103.06(-0.61 -0.59%)
エヌビディア<NVDA> 239.90(-4.17 -1.71%)
ツイッター<TWTR> 47.94(-2.83 -5.57%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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