ダウ平均は反落 ただ、前日のFOMCへの反応からリバウンド相場への期待も=米国株前半
NY株式17日(NY時間09:46)
ダウ平均 34037.86(-25.24 -0.07%)
ナスダック 13407.25(-29.30 -0.22%)
CME日経平均先物 26380(大証終比:-60 -0.23%)
きょうのNY株式市場、ダウ平均は反落して始まっている。きのうまでの2日間でダウ平均は1000ドル超上昇したことから、きょうはその反動が出ているようだ。市場は引き続き、ウクライナとロシアの停戦協議の行方に関心を集めており、それに絡んだニュースのヘッドラインに振らされる展開に変化はない。前日は両国の交渉に大きな進展があったと報じられていたが、きょうはロシア側がその報道を否定。市場も行方を見守っている状況のようだ。
ただ、市場からは、一旦リバウンド相場を期待する声も出始めている。前日のFOMCでFRBは想定以上にタカ派姿勢を明瞭にし、株式市場も一旦売りの反応を強めたものの、引けにかけて逆に買い戻しが強まる展開となっていた。その反応を確認して、年初からの下げもそろそろ一服してくるのではとの期待感に繋がっている模様。前日の動きは年初からの売りが十分に進んだことを示す証拠で、次回の5月FOMCまでに上昇するとの見通しも出ている。また、中国政府が経済支援策への期待もフォローとなっている模様。
きょうは反落して始まっているが、下げを戻せるか注目される。
アップル<AAPL> 158.87(-0.72 -0.45%)
マイクロソフト<MSFT> 292.43(-1.96 -0.67%)
アマゾン<AMZN> 3069.03(+6.95 +0.23%)
アルファベットC<GOOG> 2667.99(-5.82 -0.22%)
テスラ<TSLA> 841.87(+1.64 +0.19%)
メタ・プラットフォームズ<FB> 203.25(-0.38 -0.19%)
AMD<AMD> 113.10(-2.27 -1.97%)
エヌビディア<NVDA> 245.02(+0.06 +0.02%)
ツイッター<TWTR> 36.11(+0.74 +2.09%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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