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ダウ平均は上げ維持できず ナスダックは下げ幅拡大=米国株後半

株式 

NY株式14日(NY時間15:35)
ダウ平均   32896.69(-47.50 -0.14%)
ナスダック   12564.66(-279.15 -2.17%)
CME日経平均先物 25075(大証終比:+25 +0.10%)

 NY時間の終盤に入ってダウ平均は戻り売りに押され、一時下げに転じる場面も見られた。きょうのNY株式市場で ダウ平均は3日ぶりに反発して始まった。一時450ドル超上昇する場面が見られた。週末の報道でウクライナとロシアの停戦協議にやや進展の兆しを伝える報道が流れたことで、市場もリスク回避の雰囲気を一服させている。

 ウクライナ代表団のポドリャク大統領府顧問はきのう、「ロシア側は我々の提案に注意深く耳を傾けている。数日以内に何らかの成果が出せると考えている」との発言をツイッターに投稿。また、ロシア代表団のスルツキー国際問題委員長も「協議開始の頃と比べれば、大きな進展があった」と指摘し、「数日で、共通の見解、署名のための文書につながるかもしれない」と期待感を示した。きょうにもオンライン形式での再度協議を開く見通しだという。

 ただ、ロシア側は「ウクライナでの作戦計画は全て実現する」とも述べており、出口が見えるかは依然として不透明な情勢に変化はない。株式市場は次第に上値が重くなった。

 きょうは原油相場の急騰が一服しているが、ウクライナ危機で原油のほかコモディティ価格が急騰し、市場は成長への影響を懸念している。ただ、一部からは「コモディティ価格の極端な上昇が長期化すれば、経済的ダメージは大きい。しかし、依然として、景気後退を結論付ける必要はなく、株式が現行水準から大きく下落するとは考えていない」との指摘も出ていた。

 きょうはNY市場に上昇している中国株の下げが目立っている。中国でパンデミック始まって以来の規模に感染が拡大しており、深せん市では事実上のロックダウン措置も導入されている。一方、IT企業に対する中国当局の締め付けやNY市場での上場廃止に加え、中国政府とロシアの緊密な関係を巡る懸念が売りを加速させているとの指摘も聞かれている。

 一方、中国の感染拡大でファイザー<PFE>やモデルナ<MRNA>といったワクチン株は上昇。

 IT・ハイテク株のほか、エネルギー、住宅、自動車株が下落。一方、銀行や小売りの一角が上昇。

 レストラン運営のほか、オンライン注文および配達のプラットフォームを提供するのウェイター<WTRH>が大幅安。同社は先週末の引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、売上高が予想を下回ったほか、1株損失の赤字も予想以上だった。

 血糖値モニタリングシステムの設計開発を手掛けるデクスコム<DXCM>が上昇。欧州で妊婦を含む2歳以上の糖尿病患者を対象とした持続的血糖値測定システム「G7」の販売許可を取得した。

 テレビ視聴率調査でも有名なマーケティング会社のニールセン<NLSN>が急速に買われた。投資会社エリオットを含む、投資コンソーシアムが同社の買収で協議していると伝わった。

ウェイター<WTRH> 0.30(-0.15 -33.50%)
シェブロン<CVX> 165.41(-5.49 -3.21%)
オキシデンタル<OXY> 55.12(-2.84 -4.89%)
ファイザー<PFE> 52.11(+1.84 +3.65%)
モデルナ<MRNA> 147.33(+9.13 +6.61%)
デクスコム<DXCM> 408.76(+18.50 +4.74%)
ニールセン<NLSN> 23.03(+5.52 +31.50%)

アップル<AAPL> 150.83(-3.90 -2.52%)
マイクロソフト<MSFT> 277.00(-3.07 -1.10%)
アマゾン<AMZN> 2836.24(-74.25 -2.55%)
アルファベットC<GOOG> 2532.91(-76.60 -2.94%)
テスラ<TSLA> 759.38(-35.97 -4.52%)
メタ・プラットフォームズ<FB> 187.18(-0.43 -0.23%)
AMD<AMD> 102.09(-2.20 -2.11%)
エヌビディア<NVDA> 212.75(-8.25 -3.73%)
ツイッター<TWTR> 32.96(-0.04 -0.12%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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