2021年の世界半導体売上高は過去最高=米国株個別
半導体産業協会(SIA)がきょう発表した2021年の世界半導体産業売上高は前年比26.2%増の5559億ドルとなり過去最高となった。世界的な半導体不足の中、同企業は高い需要に対応するために生産を拡大したため、2021年の出荷量は過去最高の1兆1500億個となった。また、2021年12月の世界売上高は509億ドルで前年比28.3%増加している。
一方、このデータを受けてアナリストからは2022年への期待感も示されている。特に12月の月次データは典型的な季節性は下回ったものの、予想を大きく上回った。販売数の強さが価格下落を相殺したとしている。
2022年については、少なくとも前半は需要と価格は堅調に推移すると予想。リードタイムの短縮が確認されるまでは、引き続きポジティブに見ているという。マイクロン<MU>、アナログ・デバイセズ<ADI>、ブロードコム<AVGO>、マーベル<MRVL>、エヌビディア<NVDA>、アプライド・マテリアルズ<AMAT>を推奨している。
半導体関連株は序盤に買いが先行したものの、中盤から伸び悩む動きを見せ、先ほど下げに転じている。
(NY時間14:12)
マイクロン<MU> 89.05(-0.71 -0.79%)
アナログ・デバイセズ<ADI> 152.02(-1.88 -1.22%)
ブロードコム<AVGO> 571.41(-2.01 -0.35%)
マーベル<MRVL> 66.91(-1.08 -1.59%)
エヌビディア<NVDA> 238.85(-0.64 -0.27%)
アプライド<AMAT> 130.07(-2.42 -1.83%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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