ファイザーが3日ぶりに反発 パクスロビドへの期待でアナリストが投資判断引き上げ=米国株個別
ファイザー<PFE>が3日ぶりに反発。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価も従来の59ドルから70ドルに引き上げた。前日終値から28%高い水準を示唆。
新型ウイルス経口薬「パクスロビド」の劇的な展開を期待している。今年の同社は、新型ウイルスとの戦いでの成功から、新たな資産投資という形での成功による長期的メリットに移行することが期待されるという。
従来の「中立」の投資判断は、2025年以降に特許切れが相次ぐことに対しての懸念に基づいていたが、パクスロビドは、より耐久性のある売上高と堅固なキャッシュフローを創出する可能性があり、より戦略的なオプションを同社に提供するという。同社は2022年のパクスロビドの売上高を200億ドル超で見込んでいるが、その見通しは保守的だとも指摘した。
(NY時間09:56)
ファイザー<PFE> 55.83(+1.30 +2.37%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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