株安で米10年債利回り大幅低下 米雇用統計は強弱まちまち フラット化加速=NY債券概況
米国債利回り(NY時間16:30)
2年債 0.589(-0.023)
10年債 1.350(-0.095)
30年債 1.677(-0.085)
期待インフレ率 2.442(-0.031)
※期待インフレ率は10年債で算出
きょうのNY債券市場で10年債利回りは大幅低下。この日の米雇用統計は強弱まちまちだったものの、失業率が大きく低下したことから、FRBの正常化プロセスに変更を与えるものではないとみられた。米雇用統計発表後は利回りも上昇の反応を見せたものの、米株式市場がIT・ハイテク株中心に売りが強まったことで、市場の雰囲気も悪化し、株安と伴に利回りも下げ幅を広げている。
10年債は一時1.33%台まで低下したほか、30年債も一時1.66%台まで低下。
ただ、2-10年債の利回り格差は+76(前営業日+82)とフラット化が加速している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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