銀行株が続落 パウエル議長の事前原稿で早期引き締め期待が一旦後退=米国株個別
銀行株が続落して始まっている。きょうの市場は再びオミクロン株への警戒感が高まる中で、リスク回避の雰囲気が広がり、米国債利回りも低下している。
また、このあと日本時間0時から予定されている米上院銀行委員会でのパウエルFRB議長の議会証言が注目されているが、前日の引け後に事前原稿を公表しており、オミクロン株について、「FRBの2大責務である物価安定と最大雇用にリスクを突き付ける」との認識を示した。市場ではFRBによる早期引き締め期待が後退しており、長期金利の上昇を好感する銀行株は売りが優勢となっている模様。
(NY時間09:34)
JPモルガン<JPM> 160.34(-0.89 -0.55%)
バンカメ<BAC> 45.12(-0.47 -1.03%)
シティグループ<C> 64.79(-0.25 -0.38%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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