FDAがファイザー製ワクチンを正式承認 商品名は「コミナティ」
米FDAは、ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型ウイルス向けワクチンを正式承認した。デルタ株による感染が急拡大する中、今回の承認がワクチン接種の取り組み加速に寄与することが期待されている。ブルームバーグが伝えた。
FDAは、新型ウイルス予防のため同ワクチンを16歳以上に投与することを承認。商品名は「コミナティ」となる。FDAによると、12歳から15歳に対する同ワクチン投与も、従来の緊急使用許可(EUA)の下で引き続き行われる。
今回の正式承認により、同社製のワクチンに対する信頼性が高まり、雇用主や企業の間でワクチン接種を義務付ける動きが一段と広がる公算が大きい。両社にとっての大型商品としての地位も確かなものになる可能性が高い。
(NY時間10:51)
ファイザー<PFE> 50.17(+1.45 +2.98%)

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。