フットロッカーが決算受け上昇 過小評価との指摘も=米国株個別
スポーツ用品販売のフットロッカー<FL>が上昇。取引開始前に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、既存店売上高が予想外の大幅黒字となったほか、1株利益、売上高、そして、粗利益率とも予想を上回った。
今回の決算を受けて、アナリストからは感嘆の声が出ている。「売上高、粗利益、最終利益が予想を大きく上回った。株価収益率の8倍、EV/EBITDAの4倍の評価は低過ぎると」指摘した。
健康に対する消費者の嗜好の変化、ナイキ、ブランドジョーダンを中心とした同社のブランド力の強さ、および、消費者の収入増加と経済政策による購買力向上において、同社の好位置が反映されたとしている。この状況はしばらく続く可能性が高く、投資家は同社株を過小評価しているという。
(5-7月・第2四半期)
・既存店売上高:6.9%(予想:-1.4%)
・1株利益(調整後):2.21ドル(予想:1.01ドル)
・売上高:22.8億ドル(予想:20.9億ドル)
・粗利益率(調整後):35.1%(予想:30.4%)
・店舗数:2911店
(NY時間10:14)
フットロッカー<FL> 58.72(+4.33 +7.97%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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