仮想通貨関連株が続落 中国当局が四川省もマイニング取り締まりの対象に=米国株個別
コインベース<COIN>やライオットブロックチェーン<RIOT>など仮想通貨関連株が続落。ビットコインの下げが続いており、一時3万1000ドル台まで下げ幅を広げる中、株式市場でも関連株への売りが続いている。
中国当局が仮想通貨のマイニングに対する取り締まりを強化しており、新たに四川省のマイニングプロジェクトの閉鎖を命じた。世界のビットコインの生産の半分以上が中国国内で行われているが、特に内モンゴル、新疆ウイグル自治区、雲南省、四川省のが4大マイニング地域となっている。
マイニングには電力を大量に使用するが、中国当局は大気汚染を引き起こす石炭火力発電を利用していることを規制の理由として挙げている。ただ、今回は主に水力発電を利用している四川省が規制対象となり、中国当局は石炭火力発電を利用しないプロジェクトについても規制を強化している可能性をうかがわせている。
(NY時間09:43)
コインベース<COIN> 221.00(-8.29 -3.62%)
マラソン・デジタル<MARA> 27.73(-1.19 -4.11%)
ライオット<RIOT> 30.89(-1.29 -4.01%)
マイクロストラテジー<MSTR> 597.38(-49.08 -7.59%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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