仮想通貨関連株の下げ続く トルコが暗号通貨と暗号資産の使用禁止=米国株個別
マラソン・デジタル、ライオットといった仮想通貨関連株の下げが目立っている。きょうはビットコインも下落しており、関連株も利益確定売りが強まっているようだ。トルコ中銀が取り返しのつかない損害と取引リスクの可能性を理由に、商品購入への暗号通貨と暗号資産の使用を禁止した。直接または間接的に商品やサービスの支払いに使用することはできない。
トルコでは、トルコリラが下落する一方、インフレが16%まで上昇しており、仮想資産への需要が高まっていた。しかし、今回の措置で需要が冷え込むのではとの懸念が広がった格好。
なお、今週ナスダックに上場したコインべースは序盤は売り優勢で始まったものの、途中から買い戻されている。
(NY時間15:00)
マラソン・デジタル 39.88(-2.27 -5.37%)
ライオット 44.84(-3.27 -6.80%)
マイクロストラテジー 705.60(-34.55 -4.67%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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