小幅続伸、ドル小幅安や米長期金利の上昇が一服から=NY金概況
NY金先物4月限(COMEX)(終値)
1オンス=1730.90(+1.70 +0.10%)
金4月限は小幅続伸。時間外取引ではドル高一服などを受け、アジア時間の午後に入り、堅調な値動きとなった。欧州時間で一時軟化したが、1,725ドル水準は買い拾われ、切り返し、小高くなった。
日中取引では2月の米小売売上高、鉱工業生産、設備投資などの米経済指標が弱気の数字となり、ドルが弱含みとなったことに支援され、序盤から前半に買い先行となった。しかし買い一巡後は上げ幅を削り、一時マイナスサイドに軟化した。米連邦公開市場委員会(FOMC)が16、17日に開催され、玉整理の買い戻しもあり、下値を切り上げた。ドルが小幅安、米長期金利の上昇が一服していることに支援され、小高く引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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