ボーイングが反発 ユナイテッド航空が７３７ＭＡＸ型機を新たに２５機発注＝ダウ採用銘柄

　きょうはボーイングが反発しており全体の上げをサポートしている。先月２０日にボーイング７７７－２００型機のエンジン炎上し、部品がコロラド州デンバー近郊に落下する事故が発生した。７７７型機は日米韓各国で運行が停止しており検査が実施されている状況。この事故で同社株は売られていたが、事故の主な原因は金属疲労との見方が有力視されており、ボーイングに責任はないとの見方が多い。

　そのような中、きょうは７７７型機のエンジン交渉が起きたユナイテッド航空が、２０１８年と２０１９年に墜落事故を引き起こした７３７ＭＡＸ型機を新たに２５機発注したと伝わったことが買いを呼び込んでいる模様。ユナイテッド航空はパンデミック後の予想される需要の伸びに対応する準備を進めており、老朽化したジェット機を順次交換して行く意向のようだ。

（NY時間14:14）
ボーイング　224.12（+12.11　+5.71%）
ユナイテッド・エアラインズ　52.94（+0.26　+0.49%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美