<直前まとめ>政策金利・量的緩和は据え置き見込み~NZ中銀
この後午前10時にNZ中銀金融政策理事会の結果が発表される。前回11月11日の会合で、事前見通し通り政策金利(OCR)を過去最低水準となる0.25%の据え置くとともに、3月末まで現水準で維持する姿勢を表明しており、今回も据え置きの見込み。債券購入プログラムについても、前回同様に現状の1000億NZドル規模で維持されるみこみ。前回の理事会で導入が発表され、12月よりスタートしている金融機関向け資金供給プログラム(FLP)についても現状維持見込み。
注目は声明の内容。この次の理事会は4月14日で、現在公表されている3月末の現状維持期限を過ぎることから、何らかの言及があることが確実となっている。一時可能性を示していたマイナス金利については、NZ経済の回復が順調であること、住宅価格の上昇が過熱気味であることから可能性が後退しており、このあたりへの言及も期待されている。
MINKABU PRESS 山岡和雅

執筆者 : MINKABU PRESS
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