米印が機密情報共有協定に調印 中国をけん制
米国とインドはきょう、外務・防衛相会談(2プラス2)を開催し、機密扱いの高度な地図や衛星画像を共有する「地理空間協力のための基礎的な交換・協力協定(BECA)」に調印した。中国をけん制する狙いだ。
ポンペオ米国務長官は「自由でオープン、繁栄したインド太平洋の基礎である民主主義、法の統治、透明性、航行の自由に中国共産党が沿わないことが、両国首脳と国民にますます明らかになった」と話した。また、エスパー米国防長官は、特に中国の活動に対して「全ての者にとって自由で開かれたインド太平洋を支えるために協力して対抗する」と述べた。
インド側は中国への直接の名指しは避けたが、スブラマニヤム・ジャイシャンカル外相は、「米印はこの地域の全ての国の平和、安定、繁栄の重要性を再確認した」と語った。
執筆者 : MINKABU PRESS
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