小反落、新型肺炎の再流行が重しだがEIA週報が下支えに=NY原油概況
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=40.96(-0.08 -0.19%)
ニューヨーク原油の期近は小反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.10~0.08ドル安。その他の限月は0.21ドル安~0.47ドル高。
欧州を中心に新型コロナウイルスが再流行し、社会・経済活動の制限が再び強化されていることが重しとなった。ただ、米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報では石油製品需要が底堅く推移し、相場を下支えした。ハリケーン「デルタ」の影響はあったが、原油や石油製品の在庫が減少し、過剰在庫の取り崩しが続いている。
時間外取引で11月限は下落。通常取引序盤にかけても売りが続き、39.22ドルまで下げ幅を拡大した。ただ、その後は軟調な流れが一転し、下げ幅をほぼ消して引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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