アップルが反発 時価総額2兆ドルは時間の問題か=ダウ採用銘柄
アップルが反発しており、ダウ平均をサポートしている。IT・ハイテク株には利益確定売りも見られるものの、アップルは底堅く推移し、最高値圏での推移が続いている。きょうも一時440ドル付近まで下落していたが、450ドル台に戻す動き。
先月末の決算を受けて同社株は再び上値を目指す動きが見られている。パンデミックで心配されていた決算も、巣もごり効果もあり、売上高が予想外に強いものとなっていた。また、4対1の株式分割も発表しており、個人投資家にも根強い人気が出ているようだ。
きょうの同社株の時価総額は1.92兆ドルとなっている。2位、3位のマイクロソフトやアマゾンが1.5兆ドル台で推移していることから、時価総額1位の座は、まだ、しばらく安泰のようだ。
大きな節目である2兆ドルに到達するか、市場の関心が高まっているが、アナリストからは、通常よりも数週間遅くなると発表されたものの、5G対応のアイフォーン12の年内発売が期待されるほか、まだ、全体の売上高の2割程度だが、サービス分野も今後に期待が高まる。そのような中で、同社の材料はなお尽きることはなく、時価総額2兆ドルは時間の問題との声も聞かれる。来年のアイフォーンの出荷は14%増、売上高は22%増が見込まれているようだ。
(NY時間15:03)
アップル 452.08(+7.63 +1.72%)
執筆者 : MINKABU PRESS
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