IMF、マイナス金利の効果は限定的
IMFはこの日公表した報告書で、日銀やECBなどが導入したマイナス金利の効果は限定的と指摘した。また新型ウイルス感染への対応に伴い、各国で超低金利の状況が長期化する可能性があるとして、金融機関の健全性確保を求めた。
報告書は日本のマイナス金利政策について「為替レートを通じて経済を支えたかもしれない」と述べたものの、銀行の収益圧迫など副作用も大きく、欧州の事例などから効果は少ないとの認識を示した。

執筆者 : MINKABU PRESS
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